2020/05/16 19:00
大変長らくお待たせしました。
物語、待望の第二弾商品の発売開始です!
命にさわれるアウトドアギア『KOMOREBI』

命にさわれるアウトドアギア第二弾!
ニホンジカの夏革を使ったカーミットチェア用ファブリックです。
第一弾の物語『OCHIBA』と大きく違う点は、
・夏の鹿の毛皮を使用
・カバーではなく、交換用のファブリック
の二点です。

↑『OCHIBA』は冬革を使ったチェアカバー
『KOMOREBI』の魅力
さて、『KOMOREBI』魅力について、順を追って説明していきましょう。
まずひとつ目は、ニホンジカの「夏の毛皮」を使用しているという点です!
ニホンジカの毛皮は1年を通して、同じ模様をしていません。
具体的には、
秋〜春先(9月から5月)にかけては濃い茶色〜こげ茶のような色合いになります。
逆に夏前〜夏の終わり(6月から8月)にかけては、淡い茶色の色に白い斑点模様があります。

↑左が夏鹿、右が冬鹿
斑点模様があるのは子鹿なんですか?という質問をよくいただきますが、実は夏の間だけできる模様なんです!(小鹿は年中、斑点があります。)
なぜ斑点できるかは、今回の新製品『KOMOREBI』という名前にヒントが隠されていますので、興味のある方は考えてみてくださいね!
名前の由来は、おいおい話したいと思っていますので楽しみにお待ちください。
ふたつ目は、その希少性です。
そもそも、物語では搾取を目的としない毛皮のみを利用するためそもそもの量も限られていますが、
ニホンジカの綺麗な夏革が手に入るのは、1年のうちで約2ヶ月程度しかありません。
元々1年で夏革の時期は3ヶ月のみであることに加え、毛の生え変わりにより、とても毛が抜けやすく、鞣した際にほとんど毛が抜けてしまうことがあるからです。

↑このように毛が抜けてしまい、綺麗な斑点模様が出ない。
なので、冬革を利用している『OCHIBA』よりも遥かに希少性が高いのです。
そして、みっつ目は交換用ファブリックであるという点です!
前回の「OCHIBA」はチェアカバーでしたが、今回は直接カーミットチェアに装着できる
ファブリックになっています。

この『KOMOREBI』ファブリック、実は全て鹿の革で出来ています。
上記でも説明した通り、今回は夏鹿の毛皮のみを利用し、
その周りをファブリックとして利用するため、植物由来のタンニン鞣しで仕上げた自然にやさしい革を使っています。
クロム鞣しという重金属を使った鞣し方などもあり、その方がコストは相当安くなります。しかし、自然からの恵みをいただく僕たちは、コストがかかっても自然に負荷をかけない方法を追求したいと思いました。
それに、一部の素材を価格の安い他のレザーを使うなんていう器用なことは僕たちにはできませんでした笑
二種類の革を使うことで、その分のコストは上がっていますが、タンニン鞣しの鹿革が持つしなやかさと強靭さを活かした仕上がりになってます!
毛皮となめし革のハイブリッドファブリックです。
表裏違った手触りを持っていますので、是非とも触ってみてください!
販売に関して
お察しの通り、物語では大量生産は行なっておりません。
ですので、数にかなり限りがあります。
初回販売はLINE@に登録していただいてるお客様のみにさせていただこうと思っています。
本音を言うともっとたくさんの人に命にさわれるギアを届けたいし、触ってもらいたいです。
しかし、今の僕たちには限定販売が精一杯です。
たくさん作れない分、手に取ってもらった皆さま、命にさわる経験のお裾分けをお願いします。
繰り返しになりますが、『KOMOREBI』の初回販売に関しては、LINE@にご登録いただいてるお客様のみのご案内になります。本製品に少しでも興味を持っていただいた方は是非ともLINE@の登録をして、販売のアナウンスをお待ちください!(近日案内予定)
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